指導員資格を取得するには各段階ごとの検定会を受験し、合格する必要があります。シニア資格については、ジュニア資格を取得していなくても受験は可能です。ただし、シニア資格はジュニア基準の応用プラス、流れのある河川、海洋といった特殊なフィールドでスクールを行うための資格であるため、ジュニア資格で身につける基本的な技術、知識が必要となります。
【受験対象者】18歳以上(トレーニー16歳以上)で最新のAHAガイドライン準拠の救命救急を修了の方(普通救命講習、MFA・BASIC、日赤救急法など)。シニアは上級救命講習修了が望ましい。
教書と装備の一覧はこちら(PDFファイル)>>
筆記科目
カヌー | SUP | ラフト | |
---|---|---|---|
合格基準:100点満点、80点以上 | |||
基礎知識 | 〇 | 〇 | 〇 |
安全管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
指導要領 | 〇 | 〇 | 〇 |
救急法 | 〇 | 〇 | 〇 |
指導員行動基準 (危険回避、危急時の行動) |
〇 | 〇 | 〇 |
実技科目(天候等の状況によって変更する事があります)
カヌー | SUP | ラフト | ||
---|---|---|---|---|
合格基準:100点満点、80点以上(各科目60点以上の責任点) | ||||
個人技能 | ロープワーク | 〇 | 〇 | 〇 |
装備チェック | 〇 | 〇 | 〇 | |
デモンストレーション技能 | 〇 | 〇 | 〇 | |
指導技能 | 装備説明 | 〇 | 〇 | 〇 |
実技説明 | 〇 | 〇 | 〇 | |
危急時対応力 | タイム測定 | 〇 | 〇 | ― |
レスキュー技能 | 〇 | 〇 | 〇 | |
スイム | ― | ― | 〇 |
使用艇は、レクレーションカヌーを主とする。シットオントップは不可。
SUP実技科目の実演動画はこちら>>
実技チェックポイント
- ロープワーク(もやい結び・クローブヒッチ・フィッシャーマンズノット・ダブルフィギュアエイトノット・オン・ア・バイト)
- 装備チェック
- ロープレスキュー
- 装備説明
- 実技説明・パドルトーク(フォワード・スイープ・リバース・ブレーキング)
- セルフレスキュー説明
- デモンストレーション技能(フォワード・スイープ・リバース・ブレーキング・サイドスリップ)
- タイム測定(カヌー・SUP)
- 牽引レスキュー
- サイン
- スイム(ラフト)
筆記科目
- フィールド基礎知識
- 安全管理
- パドリング技術と指導法
- 指導者の行動基準
[採点方法は100点満点、80点以上合格]
実技科目(天候等の状況によって変更する事があります)
- 中級海洋カヤック技術検定
- 海洋カヤック基礎指導技能検定
- ツーリング法指導実践検定
- レスキュー技能検定
[採点方法は100点満点、80点以上合格]
実技チェックポイント
- ジュニアの検定内容
- 装備チェック
- デモンストレーション技能(ジュニアの項目・リーンターン・スターンラダーターン・リカバリー)
- エスキモーロール実践
- セルフレスキュー
- グループレスキュー
- 水上指導(基本パドリング・ターン・サイドスリップ/リカバリーなど
- ロープワーク
筆記科目
- フィールド基礎知識
- 安全管理
- パドリング技術と指導法
- 指導者の行動基準
[採点方法は100点満点、80点以上合格]
実技科目(天候等の状況によって変更する事があります)
使用艇は、ダウンリバーカヤック(プレイボート含む)、カナディアンカヌー。
- 2〜3級程度の流水技術検定
- 2級流水指導技能検定
- 流水におけるレスキュー技能検定(カヌー及びレスキューロープ使用)
[採点方法は100点満点、80点以上合格]
実技チェックポイント
- ジュニアの検定内容
- 装備チェック
- セーフティトーク
- リカバリー説明(リーン・ロー/ハイブレイス)
- デモンストレーション技能(ジュニアの項目・リーンターン・バウラダーターン・ロー/ハイブレイス・ドローストローク・スカーリング・リカバリー)
- エスキモーロール実践
- ダウンリバータイム測定と流水技能チェック
- 流水技術指導説明
- カヤックレスキュー
- リバースイム
- ロープレスキュー
- ロープワーク
筆記科目
- フィールド基礎知識
- 安全管理
- パドリング技術と指導法
- 指導者の行動基準(危険回避、危急時の行動)
[採点方法は100点満点、80点以上合格]
実技科目(天候等の状況によって変更する事があります)
- 装備チェック
- ロープワーク
- パドリング技術
- クルーコントロール
- エディキャッチ
- リバーサイン
- 基本パドリング説明
- セーフティトーク説明
- フリップリカバリー
- アグレッシブスイム
- スローバッギング
[採点方法は100点満点、80点以上合格(各科目60点以上の責任点)]
実技+筆記 |
実技再受験 |
筆記再受験 |
|
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一般 |
¥16,500 |
¥12,100 |
¥4,400 |
JRCA・JCF会員 |
¥13,200 |
¥9,900 |
¥3,300 |
(社)ラフティング協会 または 北海道アウトドアガイド(ラフト)有資格者 |
実技免除、筆記試験のみ¥4,400 |
¥4,400 |
※税込み
・検定料はカヌー・SUP・ラフトの階級問わずすべて同一料金となります。
・一般の方と下記の各協会および団体で資格をお持ちの方では料金が異なります。 ※お申し込みの際に、各会員証の提示をお願いします。
・実技もしくは筆記試験のどちらか一方のみ合格された方につきましては、単位合格証を発行いたします。不合格の単位につきましては、1年以内であれば改めてその単位のみ受験することができます。
講習会は各検定スクールに直接お問い合わせください。
受講者のレベルにより内容が違いますが、講習参加料 15,000 円/日で実施しています。
その他テキスト代などが必要です。